用語集

PAS(高圧交流気中負荷開閉器)

高圧受電設備の責任分界点や構内分岐用に用いる区分開閉器のこと。
保守点検が容易な上、不燃性で安価なため、地絡継電器と組み合わせて多く使用されている。
遮断器のように短絡電流は遮断できないが、負荷電流やコンデンサ電流など比較的小さな電流の開閉用として用いられ、さらに事故(短絡)電流の通電が可能。
柱上気中開閉器は、絶縁油を使用せず、空気中(SF6ガスを封入しているものは柱上ガス開閉器:PGS)で負荷電流を遮断する構造のもので、発生したアークは消弧室内の細隙を通ることにより冷却されて遮断する。

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