八幡浜浄水場電気計装設備更新工事

受変電キュービクル+非常用発電機 300kVA

現場の概要

浄水場の受変電設備更新に伴い、仮設の受変電設備一式(キュービクル+非常用発電機)を納品しました。
24時間365日稼働し続ける浄水場は、電気が止まると近隣住民の生活に影響を与えてしまう重要設備であるため、仮設といえども、本設同等の信頼性が求められます。

エピソード

西日本営業部 西崎 久祥

この現場で工夫した事は何ですか?

当初は、キュービクルのみをレンタルする予定だったのですが、打ち合わせを進める中で、非常用発電機の更新もお客様の工事に含まれていると分かりました。キュービクルと非常用発電機との間の複雑な制御の取り合いなどが必要になることや、それらの仕様決めを弊社に一任して頂くことによるメリットをお客様にご理解頂き、キュービクル+非常用発電機一式での注文を頂きました。

制御部分の仕様(シーケンス)を決めるため、事前にお客様より頂いた既設のシーケンスを弊社設計担当を交えて読み解き、仮設仕様を弊社の図面に落とし込みました。どの信号が必要・不必要かというようなことを記入したヒアリングシートと図面を用いて、施主様や工事会社を含めた現地での全体会議で確認を行いました。

また、納入先である愛媛県八幡浜市は山が多く、納入現場は険しい山道を抜けた山頂にあります。搬入ルートが非常に狭かったため、納入前に私自身が実際に搬入ルートを車で走り、自分の目で確認しました。運送会社にも相談し、4t車に載るようキュービクルを分割することにより、無事搬送することが出来ました。


非常用発電機 300kVA

この現場で大変だった事は何ですか?

浄水場という、人々の生活に影響を与える重要設備の更新工事ということで、緊張感や責任感が非常に大きかったことです。
特にシーケンスに関しては、1つのミスから制御が正常に作動しない可能性があります。私は、入社当時は設計を経験していたため、シーケンスを見たことはありましたが、営業に配属後は、初めてのシーケンスが絡む案件でした。既設図面は見慣れない古いシーケンスであったので、読み解くには上司や設計の協力が必要でした。お客様と打ち合わせを行う際、自分自身がシーケンスを理解していないとお客様に説明出来ないので、シーケンスが理解できるまで上司や設計に質問を繰り返しました。
部署内は元より、設計との距離感が近く、頻繁にコミュニケーションを取っており、「部署間の壁がない」という弊社の特徴があるからこそ出来たのだと思います。

「淀川変圧器だからできる」ということはありますか?

受変電設備の総合エンジニアリングメーカーであるからこそ、キュービクル+非常用発電機を一式で任せて頂けることです。
既設シーケンスから仮設仕様を作成し、信号の取り合いなどの複雑な仕様の打ち合わせを行い、オーダーメイドキュービクルとしてレンタルできるのも、豊富な実績とノウハウがあり、設計はもちろん、営業も技術を理解しているからこそです。

今回のプロジェクトの成功の秘訣は何ですか?

現場主義の営業スタイルです。
今回は大阪~愛媛間という片道5時間あまりになる距離でしたが、実際に何度も現場に赴き、関係者と顔を合わせて打ち合わせしたことが、今回のプロジェクト成功に繋がったのだと思います。

淀変の営業として心掛けていることは何ですか?

お客様から、「ヨドヘン(淀川変圧器)なら知っているだろう」と、さまざまなお問い合わせを頂きます。例えば今回では、非常用発電機を設置する際の保安監督部や消防署への申請書類についてのお問い合わせを頂き、資料の手配や作成を行いました。このようにお客様に信頼して頂くために、営業は電気だけではなく、その周辺の知識を身につけるようにしています。分からないことは自分で調べたり、上司に聞いたり、製品についてより詳しく知っている工場や設計といった部署に聞くこともあります。また、電験3種の取得のため、勉学に励んでいます。
今後も努力を重ね、良い提案がお客様に出来るようにしていきます。

現場風景

非常用発電機 300kVA
受変電キュービクル